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起業するなら個人事業と会社どっち?

 起業するときに、個人事業主の方が良いのか、会社の方が良いのかと質問されます。

 

介護業界など許認可の関係で会社じゃないと営業できないような場合を除けば、多くの人が悩むポイントです。

 

ネットで検索すると、やれ税金やら社会保険でどちらが有利だのという難しい話ばかりで余計わからなくなってしまうのではないでしょうか?

 

1.会社はお金がかかる

事業を始めて、ちゃんと売上と利益が出せるかどうか不安であれば、まずは個人事業主として始めることをオススメします。

 

なぜか?

 

 会社は個人事業よりもはるかにお金がかかるからです。

 

まず、開業にかかる費用。

たとえば、株式会社を作るには、自分で手続きをしても25万円くらいします。

個人事業主であれば、税務署に開業届を出すだけなので費用はゼロです。

 

次に税理士の費用。

会社であれば、安くても毎月2~3万円の顧問料を払いますし、決算のときは顧問料とは別に20万円くらい払います。

個人事業主であれば、毎月の顧問料はせいぜい1万円くらいで、確定申告のときも数万円が妥当な金額ではないでしょうか。

 

社会保険も個人と会社では違います。

会社だと社長一人でも社会保険に加入します。

個人事業主であれば、従業員が5人未満であれば加入しなくても良いことになっています。

社会保険に入ると会社負担分と個人負担分のお金がかかるので、一般的に国民年金国保よりも保険料が高くなります。


 

最後に税金。

個人事業主は赤字であれば税金を払う必要はありません。

会社は赤字でも法人市県民税を払います(年間約8万円)

 

2.消費税の免税期間をフルに使う

ザックリ言うと、消費税は開業してから最低2年間は免除されます(例外あり)。

これは、個人事業主も会社も同じです。

 

なので、初めは個人事業主で始めてみて3年目に会社にすれば、合計4年間消費税を納めずに済みます。

 

これが、最初から会社でスタートしてしまうと、早ければ3年目から消費税を納めることになってしまいます。

 

3.会社だと信用力がアップする?

会社だからって信用されるとは限りません。

たしかに、株式会社とか代表取締役って聞くとカッコよくて信用できそうです。

 

でも、

会社だから銀行はお金を貸すのでしょうか?

会社だから取引先は仕事をくれるのでしょうか?

 

そんなことはありません。

もしそうなら、起業する人はみんな会社を作りますよね。

 

信用も実力もすぐにはついてきません。

 

僕のお客さんの個人事業主さんは、取引先から『ウチは会社じゃなきゃ取引しないんだけどあなたは例外』と言われて仕事を頂いているそうです。

 

個人事業主として小さく始めて、実力が付いたら会社にしてビジネスを大きく育てていく。

 

特に社長1人や家族経営でスタートするのでしたら、これが理想かなと僕は思います。

 

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